智頭町について

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智頭町は鳥取県東部、岡山県北部に隣接する町面積の93%が森に囲まれた杉の町です。古くから因幡街道と備前街道が交差する要衝で、参勤交代の宿場町として、明治以降は林業の町として栄え、人を呼び、職を生み、文化を創ってきました。その象徴が宿場町の中心にある石谷家住宅です。全国から銘木と職人を集め、10年かけて建てられた他では類を見ない豪華な屋敷で、今は観光の中心になっています。

 

また銘木「智頭杉」だけでなく、山の奥にはブナ、ミズナラ、トチやカエデの巨木が立つ原生林が広がっています。この豊かな森が雨・雪を蓄え、ろ過された綺麗な伏流水を生み、その水は酒作りや豆腐作り、農業に生かされています。最近では、森林浴を楽しむ森林セラピーをはじめ、五感で森を満喫できるアクティビティもできます。

 

山と人が森を介して繋がり、長い時間をかけて育まれたのが智頭の「暮らし」です。恵みをいただく山への信仰は集落ごとで神事にささげる伝統芸能を生み、今なお大切にされています。日常の中には、昔から伝わる生活の知恵が受け継がれ、暮らしを支えてきた食文化が残り、人は自然と共に生きています。智頭町は、森が育む「人の暮らし」を実感できる場所です。

智頭町の観光名所

 

 

郷土芸能