金刀比羅神社

古くは北山権現といい、江戸時代のおわりころ、安政5年(1858)に讃岐の「金比羅」を勧請(かんじょう)しました。讃岐のこんぴらさんは、航海の神と豊漁の神として崇拝されましたが、のちに豊饒の神として農村でも祭るようになりました。しかし「金比羅」は、もともと十二神将の一仏であったため、明治初年の「神仏分離令」でこの神社も被害を受けました。明治15年になると村のあつい信仰心によって「金刀比羅」神社としてよみがえります。本殿壁面に、名工が刻んだ「八岐の大蛇退治」の彫刻があります。

お問い合わせ 智頭町観光協会
住所 八頭郡智頭町坂原
電話番号 智頭町観光協会 0858-76-1111